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マレーシアBPO企業の実態調査!業界の実情、スキル別業務内容、給料差を詳しく解説!【2025年版】

みなさん、こんにちは!KL WINGです。

「いつかは海外就職してみたい!「海外移住したい!」そんな風に思ったことはありませんか?
マレーシアは他国と比べ2025年現在、比較的就労ビザが取得しやすいと言われています。

特に大卒の新卒でも就労可能な企業もあり、若くて未経験でも海外・マレーシアで経験を積むことが可能です。
過去ブログ 新卒でマレーシア就職の選択肢は「あり」?!現地15年在住者が熱く語る!!でも取り上げましたが新卒で海外就職する方も増えています。

今回のブログでは、BPO企業について詳しく解説します。





もくじ

1.よく聞くBPOとは?
2.BPOで働くにはどのようなスキルが必要?
3.スキル別によるお勧めポジション
4.英語力による給料の違い



よく聞くBPOとは?






BPOとはBusiness Process Outsourcing(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の略で、簡単に言えば「業務受託」ということです。
大手企業が一部の業務(事務・カスタマーサポート・営業など)を請負会社に業務を依頼します。

マレーシアは、ビジネスでは英語が公用語の多言語環境、ITなどのインフラ整備がしっかりしており、立地的にアジアパシフィックの中心である、などといった理由でBPOの拠点になりやすく日系だけでなくアメリカやヨーロッパのBPO企業がたくさん進出しています。

業務内容はポジションによりさまざまですが、カスタマーサポート、インサイドセールス(内勤営業)、コンテンツレビューなどのお仕事が一般的です。



BPOで働くにはどのようなスキルが必要?




■ まずは、初めに「英語力!」と言いたいけれど、、、

BPO企業には業務で全く英語を使わないポジションから、マネージャーや社内のコミュニケーションが英語になるようなポジション、または常に英語を業務で使うような上級者向けなどのさまざまなポジションなどあります。

「英語で仕事するには不安!」という方は英語力がそこまで高くなくても挑戦できるのがマレーシア就職の良いところです。
しかし、内定通知書、入社の準備などは現地スタッフと英語でのコミュニケーションを取ることになりますので、事前に英会話を始めるなり、マレーシアで仕事・生活をする上で必要な英語を身に着ける努力は必要です!


■ マレーシアの就労ビザが取得できる方

前回のマレーシア現地採用・営業の仕事って実際どう?仕事内容・必要スキルをまとめて解説!【2025年版】のブログでは、下記の通り。


ですが、BPO企業は一般的に就労ビザに強いステータス(Malaysia Digital/ 旧Multi Media Corridor)を持っていることが多く、一般企業より比較的早く就労ビザの取得ができ、新卒でも大学卒業の学位(Bachelor)があれば就労ビザの申請は可能です。

大卒以外ですと、

短大卒または専門学校卒の場合は3-5年以上の就業経験
高卒の場合は5-7年以上の就業経験

が必要です。
詳細は各BPO企業や経験業種により異なりますので、面談の際にコンサルタントとご確認ください。


■ パソコン&タイピングスキル

BPO企業で必須のスキル「タイピングテスト」。
特にオペレーター系業務の場合、電話を取りながらシステムに入力する作業が多くなるのでいかに早く正確に打てるかがポイントになります。

入社試験でもタイピングテストは通過しないといけないステップなのです。

タイピングが苦手な方はオンラインのタイピングゲームやテストで指慣らしておきましょう!

また研修でシステムの使い方などを勉強しますが、基本的なパソコン操作や用語は事前に勉強しておいた方が良いでしょう。


■ ビジネスマナー

日本人のお客様と電話やメールでやり取りするにあたり、日本人としてのビジネスマナーが求められます。入社してからの研修はありますが、面接でも日本語の言葉遣いや受け答えはしっかりチェックされています。

日本語・英語問わず、インターネットでビジネスマナーを事前に調べると良いでしょう。



■ その他求められること

プロジェクトにより、シフト制の勤務もあります。
24時間ローテーション、2交代制、日勤のみなどとさまざまな勤務形態があります。
また休日は完全週休二日制ですが固定休があったり、ローテーションの休みの場合もあります。
急なシフト変更などもありますのでフレキシブルさが求められます。


基本的に8時間のデスクワーク!
営業職やサービス業をされている方は立ったり、歩いたり、座ったり、ですが、オフィスワークはデスクにいることが多くなります。オフィスワークが慣れてない方は初めは大変かもしれませんが、ご自身がオフィスワークに向いているか一度自己分析しても良いですね。


業務がルーティン化しがち!
BPOのお仕事はプロセスの繰り返しが多くなるので、毎日違う刺激を求めてる方より、
ルーティン化された仕事がしたい、アレコレやるより決められた業務をしたい、という方が向いています。
部門によりますが、ひたすらアウトバウンドコールかける、インバウンドコールを取る、動画のレビューや処理をするなど。
もちろん、ポジションにより色々とやりこなさないといけない業務もあります。

場合によっては、お客様からのクレーム対応もしなければなりません。
自分が悪くないのにひたすら怒られたり、会社の方針でどうしようもできない場合など色々なケースがありますが、クヨクヨせず早く気持ちを切り替えられる人が向いています。
もちろん、どんな仕事も大変ですので自分なりのストレス発散方法を持っておくことが大事です!



スキル別によるお勧めポジション



BPO企業での就職と聞くと、、、電話対応なのかな?というイメージですが、
電話対応以外の業務もあります。



「電話対応は苦手!だけどタイピングスキルあります!!」という方に必見!
チャット対応がメインのチームでは、高いタイピングスキルが求められます。
受電がなかったり、補足説明の際だけに電話を使ったり、電話対応の件数は少なめです。



コンテンツレビューは、SNSなどに投稿された動画やコンテンツをレビュー、処理するお仕事です。電話対応は一切なく、マニュアルに従って対応をします。
「パソコンと向き合うのが得意!」「ルーティン化された作業が得意!」という方は向いています。

しかし、プロジェクトによっては過激なコンテンツ(性的、暴力的、ヘイトスピーチなど)を処理しないといけないこともあり、深く考えず「仕事は仕事」と割り切れる方には向いている業務です。



カスタマーサポートの仕事でも専門性のある知識が求められるまたは優遇されるプロジェクトもあります。
代表的なのはITカスタマーサポートやテクニカルサポートですが、他にもあります。

例えば、

医療や看護などの知識や経験
ファイナンスや金融関係の知識
航空会社や航空チケット発券などの知識
ホテル業界の知識
デジタルマーケティングやSNSの知識

これら業界のプロジェクトの場合、業界の専門知識や就労経験があると優遇されることもあり、持っている知識や経験を活かすこともできます。



英語力による給料の違い





こちらも過去ブログ マレーシア現地採用の年収はどれくらい?年収が決まる要因と職能別相場を解説で少し解説しましたが、BPO企業の場合も同じように英語を使うポジションの方が基本給は高くなります。
しかし、BPO企業の場合は元々のベース給与が高く設定されているので、プロジェクトによっては、日本語ポジションも英語ポジションも差ほど変わらないこともあります。

トレーナーやチームリーダーなどの管理職は基本給がRm10,000以上になることもあります。
これから管理職を目指している場合はレベルの高い英語力が求められますので、英語が得意な方は今後の可能性が広がります。




最後に



マレーシアのBPO企業について、お分かりいただけましたでしょうか?

海外就職を検討している就活中の皆さん、第二新卒のみなさん、
2025年時点では比較的就労ビザが取りやすいマレーシアのBPO企業で海外就職の夢を叶えてみませんか?

ちょっと気になる、話を聞いてみたいという方はぜひKL WINGからご登録&面談のご予約をしてください。

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後半のブログでは、気になるBPO企業のメリット・デメリットと今後のキャリアの展望を解説していきます。



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