こんにちは、KLWINGの水野です。
日本人の移住先として人気のマレーシア、年々マレーシア就職を希望する方からのお問い合わせが増えています。
マレーシアは業界未経験・語学力不問求人も多いため、初めての海外転職先としてもオススメです。

「でも、マレーシアの年収ってどんな感じなんだろ?」
たしかに。収入は移住するうえで重要なポイントになりますよね。
日本より物価が安い傾向にあるとは言え、マレーシアの平均的な年収、自分が就く仕事の年収はしっかり把握しておくことが大切です。ということで今回は、日本人が現地採用で就職した時の月収・年収について書いていきます。
本記事の内容
1. 現地採用の年収が決まる3つの要因
2. 英語力による年収の違い
3. 英語が苦手な人が内定率を上げる方法
まずは抑えておきたい日本人の平均給与額
マレーシアで現地採用として働く日本人の平均月収、年収は下記の通りです。
役職、スキルや経験によってバラバラですが、平均的にはこうなります。
月収 | 年収 | |
MYR (RM) | RM 7,000 〜 RM 8,000前後 | RM 84,000 ~ RM 96,000前後 |
JPY (円) | 約 21〜23万円 | 約 250〜280万円前後 |
(※2022年4月時点 RM1=29円換算)
日本の給与水準に慣れていると少なく見えますが、マレーシアの物価は日本より安い傾向にあるので、生活には困ることはありません。

また、現地採用の日本人の月収は最低RM5,000(15万前後)は保証されているため、年収RM60,000(170万円前後)を下回ることもありません。
1. 何が収入を左右するのか?
マレーシアに就職した際の収入を決める要因は、主に下記の3つになります。
- 専門分野の経験
- マネジメント経験
- 語学力(英語力)
専門分野とマネジメント経験の2つは日本でも同じですね。特定領域で十分なスキルと実績があり、リーダーとしてチームを牽引したり部下の育成経験がある人は高待遇が期待できます。
そして、語学力も収入を決める大きな要因となっています。
語学力は海外においてスムーズに仕事を進める重要スキルです。高待遇な求人はほぼ語学力(英語、各国の言語)が必須になります。
2. 英語が話せる人の収入
英語が話せる人の収入の目安は下記の通りです。
- 月収:RM 7,000 〜 RM 12,000(日本円換算:21〜35万円)
- 年収 RM 84,000 〜 RM 144,000(日本円換算:252〜420万円)
会社や職種によって異なりますが、日本語と英語のどちらも堪能であれば現場スタッフであっても比較的良い待遇になります。

さらにマネージャークラスになると様々な国の部下を持つことになるため、相応のスキルと責任感が必要となり、月収でRM10,000を超えることも多く、余裕をもった生活を送ることも可能です。
英語が話せない / 英語力不問求人の収入
「マレーシアには行きたいけど、まだ英語力に自信がない…」という方もいらっしゃいますよね。
ご安心ください。実は英語力不問求人でも、給与額は普通に良いんです。
- 月収:RM7,000〜RM8,000(日本円換算:21〜23.5万円)
- 年収:RM78,000〜RM96,000(日本円換算:252〜282万円)
語学力不問求人の99%はカスタマーサポート職となりますが、「まずはマレーシアに行って、仕事をしながら英語力を身につけたい!」という人にオススメです。
ただし、同じカスタマーサポートでも、英語が話せる人に比べると収入は下がります。
同職でマネージャーなどキャリアアップしたい場合、多国籍なチームメンバーをまとめるだけの英語力が必要になります。

また、英語不問の求人は定期的に出てきますが、全てのプロセスが日本語のみで完結するわけではありません。入社手続きや、上司や同僚とのコミュニケーションで使う程度の英語力は必要です。
3. 英語が話せない人が内定率を上げる方法
英語力不問求人は要英語求人と比較するとグッと少なくなるのが正直なところ。
英語が苦手な人は念入りに選考対策を行う必要があります!
選考対策は『書類対策』と『面接対策』のふたつが大きなポイントになります。

特にレジュメ(CV)は日本の履歴書や職務経歴書と書き方が大きく異なるため、今までのキャリアを如何に魅力的に魅せられるかしっかりと準備を進めましょう!
>>>
参考記事:マレーシア就職決定版『採用したい!』と思われる英文履歴書(レジュメ/CV)の書き方
KL-WINGではマレーシア転職のお手伝い致します!
マレーシア転職を実現したい方は、ぜひKL-WINGにご相談くださいね!
KL-WING
水野