【6年住んで分かった】マレーシア物価の事実を徹底解説

こんにちは!KL-WING阿部です。
マレーシア移住について調べると、『マレーシアの物価は日本に比べて圧倒的に安い』という情報をよく目にしますよね。中には月の生活費5万円で暮らせるなどという驚きの情報も!
今回は、実際にマレーシアで5年間生活している筆者がマレーシアの物価や生活費に焦点を当てて、日本と比較しながら徹底解説していきます。
(本記事では1リンギット=30円で換算しています。)
目次
0. 物価の前に!予測される収入
1.マレーシアの物価は1/3?ジャンルごとに比較
食事
家賃
交通費
通信費・光熱費
医療費
2.月の生活費はどれくらい?
3.まとめ
0. 収入と税金
まずは、物価の前にどの程度の収入が予測されるか計算してみましょう。
平均的な現地採用の方の一か月の給料は一般企業RM7000~、コールセンターRM8000ほどです。
そこから、税金を引いた手取りは7675RMとなります。
RM1=30円ですので、228,000円ほどが手取りになります。 モデルケースとして、以下のような支出が一般的です。
固定費 約 2130RM
・家賃 RM2000
・通信費(携帯代、家のWi-fi) RM180
変動費 約 RM13750
・電気代 RM120
・水道代 RM30
・食費 RM1500
・移動 RM300
1か月あたりの支出= 約 RM4000
そのため、手元に残るお金はRM7675-4000=3675( 約10万円)ほどになります。 ここから貯金や交遊費などを捻出することになります。
税率は下記のサイトから確認できます。
Tax rate:
https://www.hasil.gov.my/en/individual/individual-life-cycle/how-to-declare-income/tax-rate/
1.マレーシアの物価は1/3?ジャンルごとに比較
一概に物価といっても、比べることが難しいため、まずは、生活にかかるコストを以下のジャンル別に日本とマレーシアで比較してみます。
- 食事
- 家賃
- 交通費
- 通信費・光熱費
- 医療費
それぞれ一つずつ解説します。
1-1 食事
まずは、気になる食事についてです。
マレーシアの食事はとても安いイメージがありますが、実はこれはストリートフードやローカルレストランで提供されるマレーシア料理に限った事だったりします。
現地の食事をフードコートやローカルのレストランなどで食べる場合、一食あたりRM13(約390円)ほどです。
しかし、実は味付けの違いなどで3食ともマレーシア料理を食べるのは厳しいといった日本人が大半。
そのため、多くの方は日本食や洋食レストランといったものを利用することになりますが、こちらは大体1食あたりRM20-50(約900-1500円)ほどとそれなりの値段がしてしまうのが実情です。
結果として、普段の食事としては日本で食べるよりやや割高かなといった印象です。
1食当たりにかかる平均的な金額

屋台やフードコートでマレーシア料理:RM10-15(約300-450円)

日本食が食べられる定食屋や日系チェーンレストラン:RM20-40(約600-1230円)

SUBWAYはRM13-RM17(約400-520円)と日本より若干安め?
また、自炊をする場合、日本人がよく利用するスーパー(今回はVillage Grocer)での買い物は以下のような価格帯になります。
・卵 10個入り RM7(210円)
・水 1.5L RM1.5 (50円)
・お米(ジャポニカ米) 5KG RM38 (1140円)
・野菜 オクラ RM2, キャベツ1玉 RM3 、キュウリ3本入り RM6, トマト600G RM6
納豆は冷凍でRM8-RM10(250-300円)
気になる方は下記のリンクから一度調べてみてください。 一部出てこない商品もありますが、店舗での購入と金額はほとんど変わりません。
Village Grocer オンラインサイト:
https://vkg.bites.com.my/?&preset-postcode=
朝昼はローカルフードを中心にして夜だけ日本食を食べたり、たまの日本食を自炊で賄えば、月の食費をRM1130(35,000円)以内に抑える事は十分可能です。
ということで食事に関しては4分の3という感じでしょうか。
1-2 家賃
次に家賃です。マレーシアの家賃は日本と比べて安く、立地条件や施設内の設備等を考えるとコストパフォーマンスは非常によいです。
一般的に日本人が住むある程度綺麗なコンドミニアムタイプの部屋を借りたい場合、RM1500-3000(約45,000ー94,000円)の価格帯に落ち着くようです。
仮に、RM2000(約6万円)のお部屋を首都クアラルンプールで探した場合、以下のような条件になります。
- 広めの1or2LDK
- 駅徒歩10分以内
- プール・ジム付き
- 24時間セキュリティ常駐
- 家具・家電・駐車場付き
物件によっては、ビジネスラウンジやカラオケ、サウナまで完備している物件もあります。
1-3 交通費
日本人現地採用者は車を保有していない人がほとんどですが、皆さんGrabというタクシーアプリや、電車を使用して快適に生活しています。 どちらも金額は日本より安く、利用しやすいです。
・Grab(タクシー)
初乗りがRM5+1kmあたり約RM2.5。
1Kmで75円とは、日本では考えられない水準ですね。 一回の移動で、2kmぐらいのところだと大体RM7-10、少し離れた7kmぐらいのところだと大体RM15ぐらいといったところです。
しかし、交通の込み具合や天候で料金が2倍近く料金が上がることもありますので、なるべく夕方 や早朝などの使用は避けたいところです。
・電車(LRTやMRTなど)
マレーシアは比較的交通機関が整備されており、 大体1駅間あたりRM1.2程です。
休日に移動で使うと往復でRM゙10ぐらいになります。
ただし、日本の都会の電車のように毎分毎には来ないため、その点を考慮して家を出たり、通勤する必要があります。
このように、交通費に関しては日本と比べると、どれもおよそ1/2かそれ以上安いことが分かります。
1-4 通信費・光熱費
次に生活に必要不可欠な通信光熱費を見ていきましょう。マレーシアでの平均的な通信光熱費は以下の通りです。
・ Wifi
通信大手のTime社の500MBPsのプランを契約した場合、月々 RM150(約4500円) かかります。
これはあまり日本と変わらないかもしれません。 回線は安定していて、途切れることはほぼありません。
・携帯
携帯会社にもよりますが、大手のHotlink社のプリペイドSIMを利用した場合、1月あたりRM40( 約1200円)ほどになります。 容量は30GBほど付与されますので、外で使うには十分なギガ数です。
ただ、今は日本でも月額3,000円以内の格安キャリアも多く出てきていますが、それらと比べても、破格の安さですよね!
・光熱費
マレーシアは石油を゙産出する資源国です。ですので、電気代・水道代といったインフラの代金は安く 抑えられているようです。
ただし、水道水は飲み水としては適さないので、浄水器をつけたり、飲料水を別途購入する必要があります。以下はモデルケースです。
・ 電気代 約RM100-150
・水道料金 約RM15-30
また、住む場所によっては家賃に光熱費やWi-Fi費用が家賃に含まれている場合もあります。
1-5 医療費
ほぼすべての現地採用の会社では医療保険を提供していて、入院費や疾病費用をカバーしてくれるのが一般的なようです。
しかし、この保証内容の場合、重症を負った際に上限額を超えてしまう可能性があます。 個人の民間保険にも加入することをオススメします。
また、診療費より薬の代金が高い時が多いです。 診断内容によりますが、大体RM150までには落ち着くと思います。
2.結局、1ヶ月の生活費は?
当たり前ですが、マレーシアに住む日本人はそれぞれ生活スタイルが異なり、マレーシア人と同じような生活をして生活費を節約している方もいれば、毎日日本食を食べて高級コンドミニアムに住み贅沢な暮らしを楽しんでいる方もいらっしゃいます。
住む場所にもよりますが、1か月あたりRM4000からRM5000(12万円〜15万円)+娯楽費ぐらいの生活コストを想定していると、ストレスのない移住生活が送れると思います。
- 食費:RM1500 (日本食とマレーシア料理をバランスよく、時々日本の居酒屋やカフェを利用することも)
- 家賃:RM2000(クアラルンプール中心部の2LDKコンドミニアム)
- 水光熱費:RM150(特に節約を意識せず、暑いときにはエアコンを使う)
- 交通費:RM600(基本Grab、時々電車)
- その他娯楽費:?
節約をして暮らしたいという方はRM3000からRM4000(9万円〜12万円)+娯楽費程度で抑えることも、生活スタイルによっては可能です。
- 食費:RM900(屋台を中心に、月に1回程度、日本食も楽しむ)
- 家賃:RM1500(郊外の一人暮らし用コンドミニアム)
- 水光熱費:RM100(扇風機で我慢できるときは扇風機を使う)
- 交通費:RM300
- その他娯楽費:?
3. まとめ
マレーシアの物価のイメージはつかめましたか?
今回はマレーシアの物価が本当に安いのか、掘り下げて検証してみました。さすがに東南アジアのマレーシアでも、1か月5万円生活というのは無理がありそうです。また、ものによっては日本のほうがいろいろ安いのではと思うこともしばしば。ただし家賃や通信費などの固定費はかなり安く抑えられ、「節約できる場面・選択肢が多い」のは事実なので、マレーシアは生活水準を上げながら貯金もできるという非常に理想的な環境でした。
実際に筆者はマレーシアに5年住んでいますが、日本に住んでいた時よりも生活水準は大きく上がっていて、貯金もそこそこできてます。
あなたがマレーシアに移住した際にどんな暮らしがしたいのかをまず想像してみて、その為にかかる費用を今回のまとめを参考に試算してみてはいかがでしょうか。
KL-WINGではお仕事に関するサポートはもちろん、現地生活に関するアドバイスも行なっております。少しでもマレーシア就職に興味のある方はお気軽にご相談ください。
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