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最近耳にする【MYFutureJobs】ってなに?を徹底解剖!マレーシア | 2021年

こんにちは!
KL-WINGの水野です。

今回は2021年1月よりスタートしたMY future Jobsという制度について書いていきます。

主にクライアント様に向けたブログになりますが、求職者の方も知っておいて損はないので是非読んでみてください。

そもそもMY Future Jobsとは?  

MY Future Jobs
https://www.myfuturejobs.gov.my/

簡単に言うと「これまで日本人を含む外国人を採用していたポジションに、まずはマレーシア人採用を検討してください」という制度。
コロナの影響でマレーシア人の失業者が増えた為、まずは自国民の雇用を確保しようとマレーシア政府が考案した新しい採用制度です。

マレーシア人採用?
このポジションには日本人を採用したいんですけど… 
 

そういうポジション、ありますよね!
ただし現時点、MY Future Jobsへの求人掲載は『必須』となっており、避けては通れません…!ぐはっ、、

詳しくは追って解説していきますが、MYFutuerJobsへの求人掲載期間は最低30日
その間に採用条件を満たすローカル候補者からコンタクトがあった場合は面接に進めます。

ただし、同時並行で日系のポータルサイトに求人を掲載することも可能です!
お気軽にKL-WINGまでご連絡ください♪

マレーシアで働く全員の日本人ポジションに該当?特例があれば教えてほしい!

MY Future Jobsへの掲載が必要になるのは、俗に言う『就労パス(Employment Pass)』を必要とする求人、要はKL-WINGに掲載しているような『現地採用の求人』です。(一部求人を除く)

よって、企業内転勤の駐在員などは自動免除となります。
また以下の条件に該当する場合も求人掲載の必要はありません。

▪最高経営責任者(CEO)や最高情報責任者(CIO)などの最高幹部且つ
 月額基本給与額がRM15,000以上の方
▪駐在員事務所または地域事務所の駐在員
▪投資家、株主、会社所有者(ただし株主は30%以上の株式を保有し
 役員または経営権に関わる役職に就いている方)
▪企業内転勤者(親会社から派遣された駐在員)
▪国際機関職員
▪スポーツ分野の関係者(アスリートや専門家など)
▪発給済みのEPの更新

※上記の条件を満たさない場合でも、特別な技能を有する外国人はSOCSO所定フォームで申請し、承認を受ければ、求人義務が免除される場合もあるそうです。

MY Future Jobsへの求人掲載方法は?

掲載フローは以下のとおりです。

  1. ① MYFutureJobsに求人情報を登録し、応募があった場合は面接など採用活動を行う。(最低30日間の掲載が必要です。)
  2. ② 求人が公開されてから8日目に統合外国人労働者管理システム(ePPxシステム)に会社の雇用情報を登録
  3. ③ 掲載より30日後、採用活動の結果を採用結果レポート(Hiring Outcome Report)フォームに入力し、SOCSOに提出
  4. ④ 駐在員配置委員会が審査し、現地採用の雇用が認められた場合には「勧告証明書(Recommendation Certificate)」が発行される
  5. ⑤ 管轄機関に対して雇用パスの申請に進む

いかがでしたでしょうか?

慣れないシステムがスタートしたことには間違いないですが、
ローカルスタッフで良さそうな方が見つかった場合にも採用を検討できるのは大きな利点かもしれません。

ただしポジション的に『ここは絶対に日本人を採用したい!』というポジションもあるはずです。
そんなときはお気軽にKL-WINGまでご連絡ください♪

企業様の求める人物像と、求職者がやりたい仕事をお繋ぎして双方にWinwinの関係を築けるよう進めていきます。


KL-WING
水野

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